労働と仕事

昔何かの本で、仕事とは自信と技術と誇りを持って働くことだと言っていた。誰でも出来るようなアルバイトなど、単なる労働でしかない―――と。
幸い自分は「仕事」をしている。転職してもそう思ってるし、何より働くことが楽しい。朝起きたときとか、日曜日の夜とかは「あー仕事行くのだるいなぁ。」とか思うけど、いざ職場に行ってしまうと、ついつい時間を忘れて仕事に没頭してしまっている。帰路でかるい気だるさを感じても「あー今日も仕事したなぁ。」って気持ちよくなれたりする。
仕事の勉強もそれなりにしてきたつもりだ。何十万円もするオラクルプラチナも取ったし、月に2万円も技術本を買ったり、英語だってTOEICを受け続けてきた。今の仕事はそれらの努力をしてきたおかげだと思ってる。
自分の友達で幼稚園から高校まで一緒だった奴がいるが、今ソイツはぷータローだ。こいつは大学受験を失敗し2年浪人してその後専門学校に行っていたが卒業してない。すでに高校卒業から9年近くが経とうとしているが、未だに「仕事しないとなぁ。」とかほざいてる、口だけでなーんもしない奴。そんなやつが「今の30代はバブル時期に入社したバカばっかだから、どうしようもないらしいぜ。」とか言ってるのを聞くと殴りたくなってくる。お前はそいつらよりも努力していると思ってるのか？
今の社会に仕事の為に努力している人がどれだけいるだろうか？不況は政府のせいだとか、会社のせいだとか言ってる奴らは少しでも「仕事」をしてきたのだろうか？世の中なにもしないでだらだら「労働」してる奴らが多すぎる。もう少し、自分を磨けと言いたくなる今日この頃である。