あと2日

あと2日で会社も終わり。5年弱今の会社にいる事になるが、辞める未練なんてまったくない。もともとなんとなく就職した会社だし、仕事に思い入れがあるわけでもない。なんとか抜け出そうとしていて、いざその機会が訪れると途端に名残惜しくなってしまうとか、誰かが言っていたが、自分に関してはまったくそんなことはなかった。ただ、はやく辞めたい一心で今日まで仕事をしてきた。
今まで学校生活というものは、必ず期限が決まっていた。小学6年から大学4年まで、望む望まないにかかわらず、必ず転機は訪れてきた。それが会社に入ってからは、自主的に辞めない限り環境が変わることはない。転勤や職務上の異動はあるかもしれないが、今の自分の仕事は特殊すぎてそれも望めそうになかった。先の見えない不安に駆られたというのが、本音かもしれない。ただただ、今の環境を変えたかったのかもしれない。変わらない日常は、かえって人を駄目にすると思う。劇的な変化の多発も同じように人を駄目にするだろう。どちらも人生には適度に必要なのだ。