栄光のオラクルマスター

今年の3月に一つ下の後輩がオラクルマスタープラチナを1ヶ月で取得した。彼はその頃はそんなに自己投資するタイプに見えなかったのだが、一念発起して試験代だけでも10万円以上する資格を取り、合格記念パーティまで部内で開かれたりもした。後になってわかった事だがやはり彼も転職を考えて資格を取っていたらしい。しかし会社補助もまったくない状況＋残業の嵐のなかでよく1ヶ月で取れたものだ。
これには一応の先輩としての立場上、負けていられないと自分も4月に取得したのだが、一番の理由はやはり転職時に役に立つかな？っと思った事だ。1つ取れると折角だからJAVAの資格も取っておこう、Solarisの資格もいいなと、欲張りになってそれも取ったりもした。やはり自己投資して取ったものだけにこれをもっていれば、それなりに待遇されてもいいんじゃないかってその頃は、資格に夢中になっていたものだ。
しかし現実には資格はあくまでも補助的なものでしかなく、面接ではキャリアプロフィールの方が断然優先される事が判明した。どの面接でもそうだが、まずはキャリアプロフィールから始まって、それについての質疑応答がある。当然そこで培ってきたIT技術の話もあるわけだが、ここで持っている資格がいままでのキャリアにマッチしていなければまったく持って意味をなさない。自分の場合、とった資格が今までの技術の集大成みたいな役割を果たしているが、資格を持っているだけでは通用しないのが現実なのだ。たとえそれがオラクルプラチナでも。
実は今日は日本オラ○ルから書類選考の結果が返ってきたのだが、結果は予想通りバツ。まぁ一種の憧れみたいなみので応募していただけだから、ショックはなかったけど。